家屋調査
家屋調査とは
公共工事に係る工事の施工に起因する地盤変動により、建物等に損害が生じていないか調査します。
工事に伴う家屋調査の種類
事前調査 | 事後調査 |
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工事着工前に行います。工事前の現状を、写真やスケッチなどで記録しておきます。 | 工事完了後に行います。工事前に調査した資料との比較・対比を行い、損害が生じていないかを検証します。 |
調査項目
土台高測定
レベルを使用し、水準点(固定点)からの高低を測定します。
傾斜量測定
傾斜計を使用し、1m当りの傾斜量を測定します。(内部:柱・内壁・床、外部:外壁)
建具の建付調査
戸の開閉状況や、戸と建具枠との隙間を調査します。
内壁・天井・床等の調査
亀裂、隙間、ちり切れ、雨漏り等の状況を調査します。
外壁・基礎等の調査
亀裂、破損等の状況を調査します。
地下水調査
工事着工前及び工事完了後、また、要望があった場合は工事中に地下水調査(揚水量調査・水質試験)を行い、比較をすることで、地下水の変動や水質の変化が工事の影響かどうかを確認します。